キングズ・ギャンビット・アクセプテッド、フィッシャー・ディフェンス

別名: フィッシャー・ディフェンス

e5を支配して白のナイトを制限し、余分なポーンを...g5で支える準備をする3...d6のディフェンス。

解説

フィッシャー・ディフェンスは1.e4 e5 2.f4 exf4 3.Nf3 d6で始まる。黒はギャンビットを受け入れた後、d7のポーンをd6へ進める。この手は、白のナイトが中央へ強く進出するために使える前進拠点e5を支配し、黒のc8ビショップの対角線を開く。

3...d6は黒のf4ポーンを直接守る手ではない。より安定した守りを準備することが目的で、黒はそのポーンを支えてキングサイドのスペースを得るために...g5を検討することが多い。先にe5を支配することで、この前進に対する白ナイトの積極的な応手の一部を減らす。このプランは、早過ぎる...g5ほど多くの即時的な弱点を作らずにマテリアルを維持しようとする。

白には展開による代償がまだあり、d4で中央を築き、ビショップをc4へ置き、黒のポーンチェーンを攻撃できる。代償とは、差し出したポーンと引き換えに得る活動性、スペース、キングの安全など、マテリアル以外の優位を指す。黒も展開を完了しなければならない。キングが中央に取り残されるなら、f4を維持する価値は小さい。

手順の論理

は3...Be7でビショップを展開し、...Bh4+を準備する。フィッシャーはまず3...d6で白ナイトからe5を奪い、その後にf4ポーンの守りを整える。

用法と背景

マスはファイルを示す文字とランクを示す数字で表す。この例の表記では、Nはナイト、Bはビショップ、Qはクイーン、Kはキングを意味する。駒記号のない手はポーンの手で、xは駒取り、+はチェック、手の前の省略記号は黒番を示す。

よくある混同

3...d6はf4ポーンを直ちに守らない

e5を支配し、...g5でより良い条件のもとポーンを支えられる構造を準備する。

フィリドール・ディフェンスではない

どちらにも...d6が現れ得るが、ここでは黒がすでにf4で取っているため、構造、プラン、リスクが異なる。

関連用語

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