解説
キングサイド は通常、e、f、g、hファイルから成る盤面の半分で、キングがeファイルから始まることに由来する名称です。キングがクイーンサイドへキャスリングしたり、後で別の場所へ移動したりしても、この領域の名称は変わりません。
キングサイドの支配 ⟩
8
7
6
5
4
3
2
a1
b
c
d
e
f
g
h
白駒がキングサイドの - 帯を支配しています。
領域はキングを追わない
キングはeからhのファイル外にある と にいます。白のポーンと のナイトが 、、、 を支配する一方、黒も反対側のフランクで活動性を保っています。この記号がまとめるのは局所的な支配であり、矢印でも勝利でもありません。
⟩、⟫、⋙は、キングサイド支配の優位が段階的に強まることを表します。対局用テキスト形式の では、Numeric Annotation Glyph、NAGの$54-$59が、3段階の強さと優位な側を組み合わせています。偶数は白、奇数は黒を表します。どちらの側かを確実に示すのは、グリフの形ではなく番号です。
キングサイドの支配は、攻勢を支える、スペースを得る、駒を制限するといった効果を持ちますが、必ずしも相手キングが攻撃されていることを意味しません。また、着手の方向を指示するものでもありません。対になるのは、反対向きの記号を使う です。 はどちらのウイングにも集中し得ます。
よくある混同
現在キングがいる側
キングサイドという名称はキングの初期配置に由来するため、キングが反対側へ移動した後も変わりません。
キングへの攻撃
その領域で支配の優位があっても、直ちにメイトを狙う脅威があるとは限りません。
出典
- 1.System of Signs, Chess Informant / ChessBase
- 2.Standard: Portable Game Notation Specification and Implementation Guide, Steven J. Edwards (coordinator)
- 3.NAG Values, Scid vs. PC
