解説
レニングラード・バリエーションは、白のビショップをc1からg5へ動かすことで定義され、代数式表記ではBg5と記します。eポーンをe3へ進めるとビショップ本来のダイアゴナルが狭くなるため、その前に展開することが狙いです。g5からビショップは黒のf6のナイトを攻撃し、中央の争いへ影響を与えます。
白はなお、c3のナイトへのピンに対処しなければなりません。これはb4の黒ビショップによる圧力で、ナイトを動かすとキングがさらされるためです。黒はh6でg5のビショップを攻撃し、cポーンまたはdポーンで中央へ打撃を加え、あるいはc3で交換できます。ビショップの有用性は、複数の手数を失わずに活発なマスを保てるかに左右されます。
このラインは固定した構造より先に、具体的な決断を生みます。キング側のビショップをg2へ展開する準備をすると比べ、レニングラードは先にもう一方のビショップを展開します。
よくある混同
ダッチ・ディフェンスのレニングラードではない
同じ名称はほかのオープニングにも現れます。ここではニムゾ・インディアンに対する白のg5のビショップを具体的に示します。
出典
- 1.Nimzo-Indian Defense: Leningrad Variation, Chess.com
- 2.Nimzo-Indian Defense, Chess.com
- 3.Lichess chess-openings dataset: ECO volume E, Lichess
