オープニングブック

チェスプログラムが通常の探索を始める前に参照できる、序盤局面と着手のデータベース。

解説

オープニングブックは、序盤局面と、それぞれに対応する着手をあらかじめ集めたものである。一部のチェスプログラムは、が通常の探索、つまり複数の継続手順を計算する処理を始める前にブックを参照する。現在の局面がブックに収録されていれば、プログラムはその手をゼロから発見することなく、保存済みの着手を選べる。

ブックは棋譜データベース、分析、手作業による選定から作れる。エントリーには複数の候補を入れ、頻度、成績、ウェイトなどの情報を付けることがある。ウェイトとは、各着手が選ばれる確率を上げ下げする数値である。相手がブックにない局面へ進めると、そのプログラムは俗に「ブックを外れた」といわれ、通常の探索へ移る。

ブックにある手が客観的に完全であるとは限らない。品質は、内容がどのように作成、保守されたかに左右される。また、限られた駒数のエンドゲームを正確に解くとも、現在の探索で生成された結果を保存するとも異なる。

よくある混同

オープニングブックとテーブルベース

オープニングブックは序盤局面向けの準備済み候補を保存する。テーブルベースは、対応する駒構成のエンドゲームを正確に解く。

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オープニングブックとトランスポジション・テーブル

オープニングブックは探索開始前から存在する。トランスポジション・テーブルはエンジンが探索中に生成した結果で満たされていく。

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出典

  1. 1.Opening Book, Chess Programming Wiki
  2. 2.PolyGlot, Chess Programming Wiki

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