解説
エンドゲーム・テーブルベースには、駒数が少ない局面について事前に計算された情報が収録されている。局面を推定評価するのではなく、対応範囲内で完全に指した場合に強制できる結果、通常は手番側から見た勝ち、引き分け、負けを照会できる。
テーブルベースは、既知の最終局面から逆向きに結果を伝播させ、網羅的に生成される。で広く使われるSyzygyテーブルベースは、最大7駒までの駒構成を対象とする。WDLファイルはwin、draw、loss、つまり勝ち、引き分け、負けを記録する。DTZファイルはdistance to zero、つまり捕獲やポーンの着手など、カウントをゼロに戻す手までの距離を記録する。このような手は、捕獲もポーンの着手もなく両者が50手ずつ指した後に引き分けを主張できる50手ルールに関係するカウントをリセットする。DTZ情報は、そのルールに適合する継続手順を選ぶ助けになる。
テーブルベースは、単に極端に深いエンジン評価ではない。対象局面の結果は、通常探索のを上げることではなく、事前計算されたデータから得られる。とも異なる。ブックは対局序盤に準備済みの候補を提供し、テーブルベースは限られた駒数のエンドゲームを解く。
用法と背景
正確な答えは、テーブルベースの種類や50手ルールなどをどう扱うかによって変わることがある。そのため、同じ基本結果に複数の指標が添えられる場合がある。
よくある混同
テーブルベースとエンジン評価
エンジン評価は考えられる継続手順を探索して計算した推定値である。テーブルベースは、その対応範囲に入る局面について事前計算された正確な結果を提供する。
用語を見る出典
- 1.Chess endgame database (tablebase) generator, Ronald de Man
- 2.Advanced Topics, Stockfish Developers
- 3.FIDE Laws of Chess taking effect from 1 January 2023, FIDE
