解説
5の法則は、特定のルークとポーン対ルークのエンディングで使われる。ポーンが通常は自軍キングに守られ、攻めるルークが守備側キングをポーンのファイルから遠ざけている場合にだけ意味を持つ。
計算方法
- ポーンが開始した側から見たランクを数える。白のポーンが第4ランクにいれば4を加える。同じだけ進んだ黒のポーンも第4ランクとして数える。
- 攻めるルークの遮断によって、守備側キングとポーンのファイルの間に完全なファイルが何本あるか数える。
- 2つの数を足す。合計が5より大きければ、通常は勝ちである。5以下なら通常は引き分けとなる。
この式は単純な関係を表している。ポーンが進んでいるほど必要な遮断距離は短く、まだ進んでいないほど相手キングを遠くに保つ必要がある。ただし、計算の代わりにはならない。両端の2ファイルにいるポーンや、その隣のファイルにいる一部のポーンは、攻めるキングの動ける空間が少ないため例外になり得る。
は別の問いに答える。3の法則は正面からチェックするために必要な距離を測るのに対し、5の法則はポーンの前進度と守備側キングの横方向の排除を組み合わせる。
よくある混同
合計5で勝てる
法則が示すのは5より大きい場合であり、5以上ではない。また、これは例外を伴う目安で、局面の数学的な証明ではない。
3の法則
3の法則は正面チェックの距離を扱い、ポーンのランクと遮断ファイル数の合計を扱うものではない。
用語を見る出典
- 1.Rook and pawn versus rook endgame, Wikipedia contributors
- 2.Rook Endings in Theory, Exeter Chess Club
