完全性

チェス・コンポジションに意図された解答だけがあり、作品を無効にする欠陥がないという性質。

解説

チェス・コンポジションとは、作者が特定の課題を持たせて作った局面です。その完全性は、正確な問いに答えます。局面は、図面に添えられた課題であるが示すとおりのことを、過不足なく実現するでしょうか。完全性は美しさ、独創性、難しさを測るものではありません。提示された課題が意図どおりに達成でき、不当な別解が存在しないことを確認します。

完全性の検査で探す欠陥

  • クックとは、作者の解答とは異なる初手から始まる、意図されていない別解です。
  • 短手数解は、求められた手数より少ない手で課題を達成します。
  • 提示された課題を達成できない問題は解なしです。
  • デュアルは、初手の後に課題を達成できる継続が複数ある場合に生じます。重大さはジャンルと発生箇所によって異なります。

作品によっては、複数の解答、内容上独立した部分を意味する複数のフェーズ、または複数の継続を明示的に要求します。その多重性は提示された課題の一部なので、欠陥ではありません。完全性の検査では、もっともらしい1本の手順を確認するだけでなく、すべての合法なプレーを作者の宣言と比較します。

手を計算するプログラムであるは、別解や見落とされた防御を見つけるのに役立ちます。それでも完全性は作品と規則の論理的性質なので、プログラムを正確なジャンル、駒、条件に合わせて設定しなければなりません。

用法と背景

完全性は通常、作品を公表、審査、または作品集へ収録する前に検査します。

よくある混同

完全であることは優秀であることではない

作品は完全であっても、独創性に乏しかったり、美的に弱かったりすることがあります。

出典

  1. 1.Codex of Chess Compositions, World Federation for Chess Composition
  2. 2.Glossary of Chess Problem Terms, OzProblems

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