解説
チェス・コンポジションとは、作者が課題を提示するために作った局面です。スティピュレーションはその局面に添えられた指示で、何をどの条件で達成すべきかを示します。たとえば「2手メイト」は、指定された手数以内に、黒のキングが攻撃され合法な応手がない状態であるチェックメイトを白が強制することを求めます。
これは作家と解答者の間の契約として働きます。局面が駒とその関係を与え、スティピュレーションが何を解答とみなすかを決めます。これがなければ、同じ図面にまったく異なる課題を設定できてしまいます。
スティピュレーションが指定できるもの
- 勝ち、引き分け、チェックメイト、またはキングが攻撃されていないのに相手へ合法手を残さないステイルメイトなどの目標。
- どちらが先に指すか、両陣営が競うか、協力するか、または強制規則に従うか。
- 正確な手数または最大手数。
- 特殊規則、非正統的な駒、解答数、または初期局面への変更。
スティピュレーションは芸術的な構想を必ずしも説明しません。2手メイト問題は、その課題の中で干渉、メイトの変化、その他のテーマを示せます。また、まったく異なるプレー形式を定義することもあります。たとえばでは、一方の陣営が複数の手を連続して指し、その間もう一方は動きません。
作品のは、この正確な指示に照らして判断されます。巧妙な手順でも、スティピュレーションを満たさなければ解答ではありません。
よくある混同
スティピュレーションとテーマ
スティピュレーションは達成すべき課題を示し、テーマはその課題を達成する過程で表現される構想または効果です。
出典
- 1.Codex of Chess Compositions, World Federation for Chess Composition
- 2.Glossary of Chess Problem Terms, OzProblems
