1秒当たりノード数

別名: NPS

チェスエンジンが探索中に1秒間で処理する局面数を示す尺度。

解説

1秒当たりノード数は通常NPSと略され、の探索速度を測る。実用上、ノードとはエンジンが計算中に調べる、考えられる継続手順の構造内にある一つの局面である。インターフェースに2,000,000 NPSと表示されるなら、そのエンジン独自の数え方で、およそ毎秒200万ノードを処理していることを意味する。

数値はプロセッサー、処理スレッド数、つまりプロセッサーが並行して扱える計算の流れ、エンジン設定、各ノードで行う処理量に左右される。同じエンジンの同じバージョンを同等の設定で使う場合、NPSが高いほど通常は同じ時間内により多く探索でき、より高いへ到達したり、より多くの選択肢を調べたりする助けになる。

NPSは普遍的な棋力指標ではない。エンジンごとにノードの数え方が異なることがあり、各局面の評価に費やす処理量も違う。同じエンジンのバージョン間でも、のように処理は遅くても精度の高い評価方式なら、NPSを下げながら棋力を高めることがある。したがってNPSを、競技力を表す尺度であるEloへ直接換算したり、それだけで異なるエンジンの強さを順位付けしたりすることはできない。

よくある混同

NPSと深度

NPSは処理速度を測り、深度は探索がどこまで進んだかを表す。互いに影響するが、同じ指標ではない。

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出典

  1. 1.Advanced Topics, Stockfish Developers
  2. 2.Nodes per Second, Chess Programming Wiki

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