解説
スタンマ・メイトは印象的な例外である。守る側のキングが自軍のルークポーンの前に閉じ込められているため、キングとナイトだけでメイトを与えられる。ルークポーンとは、盤の両端にあるファイルのいずれかに位置するポーンである。
通常、キングとナイトだけでは裸のキングをメイトできない。ここでは守る側のポーンが、キングの逃げに必要な空間を占めたり支配したりして、幾何を変える。攻めるキングが近くのマスを制限し、ナイトが必要な距離から最後のチェックをかける。
先にチェック、後で経路変更
8
7
6
5
4
3
2
a1
b
c
d
e
f
g
h
のポーンが自分のキングの壁となり、 への前進を予備のテンポとして残す。
同じ檻、白の手番
黒キングはすでに隅の近くで制限されている。白は檻を崩さずに最初のテンポを使う必要がある。
これは、駒が少なくなった段階に属するエンドゲームの仕組みであり、静止した戦術図だけではない。ポーンが前進して利用可能なマスを変える可能性があるため、手順が重要になる。メイトが強制されると判断する前に、攻めるキングが間に合うか、ナイトがキングを逃がさずにチェックできるかを計算しなければならない。
よくある混同
キングとナイト対裸のキング
この戦力だけではメイトできない。スタンマ・メイトには、守る側自身のキングから空間を奪う前進ポーンが必要である。
出典
- 1.Tricky knight and Stamma's mate, ChessBase
- 2.Stamma's Mate: Knight Endgame Trainer, ChessWorld
- 3.Checkmate pattern, Wikipedia contributors
