解説
キングズ・ギャンビットは、両者がキング・ポーンを前進させたあと、白がf4と指すことで始まる。ギャンビットとは、時間、開いたライン、イニシアチブを得る代わりに、通常はポーンというマテリアルを差し出すことである。イニシアチブとは、相手に応手を強いる脅威を作る力をいう。ここで白は、黒のe5のポーンにf4で取るよう誘っている。
2.はポーンを差し出し、戦いの種類を黒に選ばせる
8
7
6
5
4
3
2
a1
b
c
d
e
f
g
h
2.はを攻撃し、黒が取れば展開のテンポと開いたラインを得るためにfポーンを差し出す。
白はfポーンでへ挑める
黒のセンターはまだのポーンに依存している。白はマテリアルを差し出してそれをそらし、駒の活動を加速できる。
黒が受ければ、e5のポーンはセンターを離れる。白はd4でそのスペースを占め、素早く駒を展開し、白のポーンが空けた縦のラインであるfファイルを使ってf7を攻撃できる。代償は大きい。f2のポーンを動かすと白キングに近いダイアゴナルが弱まり、黒クイーンが早くh4へ出てチェックするアイデアも可能になる。このオープニングが攻撃を保証するわけではないため、白はスピードとキングの安全を両立させなければならない。
黒の基本的な選択
- では、黒が...exf4でポーンを取り、白に活動性がポーンの代償になることを証明させる。
- では、黒はf4で取らない。駒を展開するか、センターへ打撃を加えるか、カウンターギャンビットで応じることができる。
用法と背景
最も古いオープン・ゲーム系のオープニングの一つで、タクティカルな局面になりやすいが、現在のトップレベルのクラシカル対局では珍しい。
よくある混同
差し出すことと必ず失うこと
f4はポーンを差し出す手だが、黒に取る義務はない。その後の名称は、黒が提案を受けるか断るかによって決まる。
出典
- 1.King's Gambit, Chess.com
- 2.King's Gambit, Wikipedia
