解説
最も厳密な意味での中央は、d4、d5、e4、e5の4つのです。より広い定義では、c3からf6までの周囲12マスを加え、16マスの区画とします。通常は文脈から、どちらの範囲を指すか判断できます。
中央を占めるとは、中央のマスに駒やポーンを置くことです。中央を支配するとは、それらのマスを攻撃すること、つまり駒やポーンが自身の動きに従ってそこで駒を取れるように利かせることです。主要な4マスに駒が一つもなくても、遠くから中央を支配できます。
中央は盤の両側であるフランクを結び、さまざまな場所へ向かう経路を増やすため、一般に重要です。たとえば中央付近のは最大8マスへ動けますが、隅からは2マスにしか動けません。ビショップやクイーンも、中央を実際に占めることなくから中央へ圧力をかけられます。
中央により多くのポーンを置いても、優位が保証されるわけではありません。ポーンは空間を獲得できますが、攻撃目標になったり自軍の駒をふさいだりもします。重要なのは、どちらが中央のマスを多く占めるかだけでなく、キングやほかの駒を危険にさらさずに、そのマスを支え、攻撃し、利用できるかです。
よくある混同
占有と支配
駒が占めるのは現在いる1マスだけです。一方、中央の外からでも複数の異なるマスを支配できます。
出典
- 1.Center, Chess.com
- 2.Article 3: The Moves of the Pieces, FIDE Rules Commission
